理念に基づく人事評価制度コンサルティング

コンサルティング概要

こんな企業様向けのプログラムです。

  • 社員から「自分がどのように評価されているのか分からない」という不満を解消したい
  • 自社で育てた優秀なSEや営業マンが辞めていってしまうのを抑制したい
  • 開発部門の社員に「技術習得」以外の「成長目標」を持たせてもっと活躍させたい
  • 中途入社と新卒入社の社員における評価・賃金のバラツキを是正するルールを明確にしたい
  • 自社の理念が社員に浸透していないので、理念に沿った評価制度に変更していきたい
  • 「働きやすい会社」というよりも「働きがいのある会社」として成長したい
  • 評価のフィードバックを効果的に実施して、人財のレベルアップにつなげたい

情報システム&IT業界における多くの企業が、自社の「理念」を明示しています。「理念」はその企業にとって最も重視する「存在意義」であり、それを実現することが企業として最大の価値を発揮できていると言えます。しかし、自社の「理念」を社員一人ひとりが意識し、日々の仕事に反映できている企業は少ないといえます。業界の多くの企業経営者様、経営幹部様からは、「社員がもっと自分から考えて動くようになるとよいのだが」「受け身の仕事の仕方を変えてほしい」などといった声が聞かれます。

このようなお悩みの原因に、「『理念』と『評価』の一貫性がない」ことが挙げられます。

例えば、『お客様第一』や『主体者意識』などの言葉を掲げても、お客様先で仕事をする社員が本当にそのような行動や仕事ぶりができているか評価することは難しいのが実態です。その結果、曖昧な評価になったり、表面的な評価をすることになったりしてしまい、社員の意識や行動は変わらないままという状態が続いてしまいます。

こうしたことを改善するためには、前述の通り、「理念~評価」の一貫性を持たせることが重要です。

これは、「単に仕事を評価する」のではなく、「理念に沿った行動や成果を評価する」ということです。その中で高い評価を得られる社員が優秀であることは間違いありませんし、社員の全てが目指すべき人材像を理解することができるようになります。

私どもの「理念に基づく人事評価制度コンサルティング」とは、社員に理念に基づく行動や仕事の仕方をどのように示し、評価していくのかをお客様と一緒になって考え抜き、仕組み作りを実戦するコンサルティングサービスです。

「理念に基づく人事評価制度」の考え方

企業における人財活用の重要なポイントには、「評価」の他に「採用」「教育」「活性化」があります。その中でも特に「評価」は全ての社員が重視する項目であると言えます。その点で最も理念と一貫性を持たせて構築していくことが重要となります。

人事評価制度・賃金制度を運用する目的とは?

人事評価制度・賃金運用の目的のひとつは、社員に支払う賃金の適正化です。
しかしそれだけを目的として運用するのではなく、自社の理念・ビジョン・戦略を体現するためのマネジメントツールとして捉える必要があります。

人事制度の基本構造

人事制度は主に「等級制度」「評価制度」「賃金制度」の3つの制度から成り立ちます。

また、さらに広義での「人事制度」にはジョブローテーション・配置転換のルールや福利厚生の諸制度が含まれることもあり、人材育成や採用戦略との一貫性も求められます。

それら広範囲のテーマの中から、各社の状況や課題をふまえて何をどこまで見直すべきかを検討していきます。

企業の成長段階に合わせた制度運用

評価制度の運用を左右するのは現場の評価者です。
現場の理解レベル・マネジメントレベルを無視した制度は、どんなに理論的に完璧な制度であっても機能しません。
企業の成長段階や、マネジメント層のレベルにあわせたシンプルな制度を設計することが肝心です。

ただ制度を動かすのではなく、組織のレベルアップを狙う

一方で、せっかく導入しても現状と全く組織が変わらないようであれば、わざわざ制度を変える意味が無くなってしまいます。現場のマネジメントレベルを考慮しつつも、組織の変革を実現できるような制度を導入することが望ましいといえます。

そのためには導入後の評価トレーニング、フィードバックトレーニングが必須です。