2022.02.02

コンサルティングファームとは

コンサルティングとは、クライアントの経営課題を明らかにし、課題を解決するために企業戦略の提案、業務プロセスの改善、システムの導入などにより、改善やアドバイス、ときには伴走までをおこなうことです。

そして、コンサルティングをサービスとして提供する企業のことをコンサルティングファームまたはコンサルティング企業と呼びます。

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コンサルティングとは

コンサルティングとは、クライアントの経営課題を明らかにし、課題を解決するために企業戦略の提案、業務プロセスの改善、システムの導入などにより、改善やアドバイス、ときには伴走までをおこなうことです。

課題の発見、仮説検証、戦略策定、解決方法の提示だけにとどまらず、解決のためにはクライアントと共に実行することもコンサルタントに求められます。

コンサルタントの役割とは

コンサルタントの役割は、クライアント企業の経営課題を特定し、課題の解決策を見つけ、実行支援や伴走をすることです。

クライアントの経営陣が解決できなかった課題を依頼されることも多いため、限られた時間内に質の高いアウトプットをおこなう必要があり、そのためには専門的な知識とノウハウを有し、第三者的な立場でファシリテーションをおこなう必要があります。

総合コンサルティングとは

総合コンサルティングでは、特定の領域だけではなく、戦略、業務、IT、組織人事、財務などのあらゆるソリューションとあらゆるインダストリー(業界)をカバーし、コンサルティングを提供することが特徴です。

コンサルティングファーム内に専門のソリューション部門やインダストリー部門があり、専門コンサルタントがチーム体制で取り組むことが一般的です。

大規模案件が多い

総合コンサルティングのクライアントは大企業であることが多く、予算が高く、投入される人員も多い大規模プロジェクトになることがほとんどです。コンサルティングの範囲も一部分にとどまらず、上流工程から下流工程までをカバーすることも頻繁にあります。

戦略系コンサルティングとは

戦略系コンサルティングでは、企業の経営課題を特定し、解決のための実行プランを立案し、プラン実行までをおこなうこともあります。企業戦略や事業戦略における意思決定をサポートしたり、企業内の組織に実行プランを落とし込むところもあでサポートしたりすることもあります。

企業経営そのものに関わる課題を依頼されることが多いため、必然的に経営者陣とのやり取りがほとんどです。一般的には数名のコンサルタントがプロジェクトチームを組み、経営課題に取り組みます。

関連:リブ・コンサルティングの経営戦略ソリューションとは

総合コンサルティングとの違い

総合コンサルティングでは上流工程(戦略)から下流工程(実行支援)までをおこなうことに対して、戦略コンサルティングでは上流工程を特化しておこなうことが両者の違いです。

ただし、総合コンサルティングファームでも戦略コンサルティングをおこなうことは多く、反対に戦略コンサルティングファームでも総合コンサルティングをおこなうこともありますので、似たような案件でコンペになることもしばしばです。

ITコンサルティングとは

ITコンサルティングは非常に需要の高くなっている分野です。ITコンサルティングファームはクライアントの業務課題を特定し、解決するためのシステムを設計し、構築、運用、保守などをおこないます。対象範囲も広く、企業活動のほとんどの分野で効率化し実行プランの策定やシステム導入を支援します。

DXコンサルティングとも近しいものがありますが、DX(デジタルトランスフォーメーション)は顧客が求めているものを考え、業務プロセスや業務システムを変革するためにITサービスを利用する点で異なります。

関連:リブ・コンサルティングのDXソリューションとは

システムインテグレーターの違い

システムインテグレーターとは、情報システムの企画、構築、運用などをクライアントからから請け負う情報通信企業のことです。

ITコンサルティングファームもシステムインテグレーターもITを使って課題を解決する点は共通していますが、システムインテグレーターはシステム導入を目的にしているのに対して、ITコンサルティングファームは課題を特定して解決するためには必ずしもITを活用するわけではないという点で異なります。

人事系コンサルティングとは

企業が成長する中で事業戦略はフォーカスされますが、組織戦略は軽視されがちです。しかし、事業戦略があっても実行できる組織でなければ意味がありません。人事系コンサルティングファームは人事(人と組織)の課題特定と解決のコンサルティングをおこなっています。

人事系コンサルティングでは、外部に対してではなく、社内の組織や社員にフォーカスしてサービスをおこなう点で他のコンサルティングとは異なります。

関連:リブ・コンサルティングの組織開発とは

人事系コンサルティングの対象領域

人事系コンサルティングでは組織人事、教育研修、人事システムなど、以下のように人事関連の広い領域にわたって対応します。

  • 組織文化構築・浸透
  • 人事評価制度構築
  • オンライン型人材育成
  • ジョブ型人事制度構築・運用
  • 採用強化
  • タレントマネジメント

中小企業コンサルティングとは

日本では中小企業の割合が非常に高く、全企業数が359万社あるのに対し、中小企業は約358万社存在します(日本を支える中小企業|独立行政法人中小企業基盤整備機構より)。この中小企業をメインターゲットにして、より深く入り込んだコンサルティングをおこなうのが中小企業コンサルティングファームです。

一人で複数の企業を掛け持ちしたり、プロジェクトチームで複数の企業を掛け持ちしたりするなど、他のコンサルティングファームとは異なる体制を構築しています。

中小企業コンサルティングの対象領域

中小企業コンサルティングの大量領域は非常に広く、経営戦略策定、業務改善、生産性向上、組織開発、DX、営業戦略、マーケティング戦略、海外戦略など、中小企業のあらゆる課題を解決します。

大手総合コンサルティングファームやシンクタンクとは異なりますが、大企業案件を請け負うこともあるため、たびたびコンペになります。

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