MeetUp開催報告 Volume.1
Jリーグスポーツマネジメントの秘訣&地域発信型・日本活性への挑戦

リブ・コンサルティングでは、「日本のビジネス全体を盛り上げていこう!」を合言葉に、社内外のビジネスパーソン交流会を開催しております。
開催5回目となる今回は、Jリーグクラブを手がける、スポーツX株式会社 小山社長をお招きし、弊社代表とのパネルディスカッションを開催いたしました。

MeetUp開催報告 Volume.1Jリーグスポーツマネジメントの秘訣&地域発信型・日本活性への挑戦

Jリーグスポーツマネジメントの秘訣&地域発信型・日本活性への挑戦

セミナー概要
開催日
2019年 1月23日(水)
パネリスト
スポーツX株式会社 代表取締役社長 小山 淳
株式会社リブ・コンサルティング 代表取締役 関 厳

パネリスト紹介

リブ・コンサルティングでは、「日本のビジネス全体を盛り上げていこう!」を合言葉に、社内外のビジネスパーソン交流会を開催しております。

開催5回目となる今回は、Jリーグクラブを手がける、スポーツX株式会社 小山社長をお招きし、弊社代表とのパネルディスカッションを開催いたしました。

(左から)主催 株式会社リブ・コンサルティング 関、スポーツX株式会社 小山社長

 

まずは、小山社長と関の出会いのお話から自己紹介スタート。

小山社長は、サッカー選手のゴン中山、七海、長谷部らを輩出する静岡県藤岡市のご出身。ご自身も小学校から高校までサッカーをやっており、その間に現在の活動に繋がる原体験があったそうです。

弊社代表の関も、小学校からサッカーをやっており、大学ではスポーツ社会学を専攻。コンサルティングファームに入ってからは、スポーツビジネスのコンサルティング支援を通して、海外と日本のビジネス構造の違いに注目してきました。

爽やかに、スポーツ周辺でちゃんと収益を上げる

「プロスポーツであれば、収益を上げるだけではなく、どう勝たせるかもついてまわる、そして教育的側面も強い」と、小山社長。

10年間手掛けた、藤枝MYFC(J3サッカークラブ)のエピソードをもとに、スポーツビジネスの現場についても語られました

(小山社長)サッカークラブは、基本的に地域独占事業のような状態で、旗揚げすれば他の方は手を上げない。様々な企業とのアポイントで話を聞き続けるうちに地域の会社に詳しくなった。地域の問題同士を繋げて課題解決をするようになり、地域企業と単なるスポンサー関係でなく、パートナー関係を組むようになった。結果的に9年間で408社から4.5億円を集め、5年でJリーグに行った。

(関)スポーツビジネスには様々な枠組みがあるが、今後、人が働かない方向に動いていき、余暇が増えていくことを前提とすると、コンテンツとしてのスポーツビジネスはますます発展すると思う。スポーツは、コンテンツ制作費用が掛からず、吸引力がある。

企業ブランディングとしてのスポーツビジネス

「最近、Jリーグクラブを目指したり、Bリーグクラブとか、企業がプロスポーツクラブを持とうとする流れがすごい」と、小山社長。

話題は、企業がプロスポーツクラブを持とうとする昨今の潮流についての意見交換へ。

(関)クライアント企業がプロスポーツのスポンサーをしているケースのほとんどは、「敵を作らないブランディング」「人材獲得のためのブランディング」が目的。

(小山社長)地元のプロスポーツのスポンサーになると、ある種の優位性はある。スポンサーの人手不足を解消するために、自分達が携帯サイトやチラシを作り、認知度を上げたことがある。

気持ち勝負の相手をいかに動かせるか

MeetUp参加者の関心事である、スポーツビジネスの現場に求められる人物像や企業の関わり方についても意見交換をしていただきました。

(関)いかに収益を上げるか、ビジネス視点で考えられる人。物事をいかにビジネスとして見るかがコンサルタントの役割だが、コンサル会社で修行して、スポーツビジネスへ行く、という流れが、この10年で出来つつあると思う。

(小山社長)コンサル出身とか、優秀な人がサッカー界にたまに来るが、数年して「もうスポーツなんか見たくない」と言って辞めていく。監督や選手は、ビジネスや論理性よりも気持ち勝負の世界。むちゃくちゃ論理的でない人に、ニコニコできるかが結構重要。あとは問題解決を考えられる人が、結局お金を生み出せるし、重宝される。J1クラブが4ページ程度の企画書を持ってくる中、私たちは30ページの企画書を持って行く。「これを継続することで、地方市場の中では結構優秀なコンサルタント部隊になれるよ」と、社内では伝えている。

日本の社会やビジネスを盛り上げることにどのように繋がるのか

そして、MeetUpの趣旨である「日本のビジネスを盛り上げる」についてもスポーツビジネスの観点からお話いただきました。

(小山社長)プロスポーツクラブの経営を通して、地方にエコシステムの循環を創ることで、社会が良くなると信じている。

(関)ビジネス以外の観点では、生まれた環境がその人の最終到達点を決める部分がまだまだ大きい構造である社会において、アスリートが実力勝負の世界を見せることに価値があると思う。どんなに親が偉大でも、試合で結果を出せなければ補欠以下。ビジネスの観点では、大きなプロスポーツクラブでも、売上げ規模で見ると中小企業と同じ。やはり売上げをいかに維持拡大するか、ファンをいかに増やすか、など、中小企業としての日本社会の支え方があると思う。

地域活性化とスポーツビジネス

ここからは、質問コーナー。

今後の日本おけるスポーツ市場展望、スポーツビジネスに携わるために積むべきキャリア、エコシステム循環の変数について等、かなり具体的なご質問を参加者にお寄せいただきました。

そして最後は、地域活性という視点での意見交換へ。

(関)「地域活性化」と「スポーツビジネス」はどちらも人気業種で、人気がある故に人が集まってくる。震災時のボランティアと同じで、多くの人が集まれば上手く機能するかというとそうではなく、プロジェクトマネージメントできる人が必要とされている。今後は公共が支えられる機能が無くなっていくと世界的に言われているが、民間の人が支えるのは地域活性化の大きな流れになると考えている。

(小山社長)東京で活動していて、地方とのレベルの差を実感している。プロスポーツクラブ経営を通して、いかに優秀な人材を地方に呼び寄せられるかが、地域活性に繋がると考える。現在、それを出来ているクラブは少ないように思う。

 

-パネルディスカッション終了、軽食をとりながらの交流会へ-

 

昨今、多くの企業様が、環境変化に適応するべく、変革に向けて動き出しています。

本日のパネルディスカッションでは、これからの社会で求められるスポーツマネジメントを考える場にもなったのではないでしょうか。

UPDATE 2019.03.01
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