2024.12.23 ARR100億へのロードマップを疑似体験、中長期施策の重要性を認識

パートナーサクセス株式会社は、「アライアンスをハックする」というミッションのもと、「挑戦を、あたりまえに」をビジョンに掲げ2019年9月に創業しました。
次世代型 代理店連携管理クラウド PartnerSuccess PRMの開発と運用を通じて、企業間の連携をよりスムーズにし、世の中に良いサービスやプロダクトが流通していく仕組みを構築していきます。
代表取締役CEO 永田 雅裕 様
T2D3研修受講にあたっての狙い
リブ T2D3研修受講にあたって、狙いや課題はどういったものがありましたか?
永田様 狙いは大きく2つです。
1つは経営陣の視点をそろえることです。半年・1年前後に顕在化する課題に対して、今のうちから施策を仕込んでおくことが重要でありながら、この時間軸の感覚と逆算思考が経営陣の中でずれてしまっていると感じていました。そのため、研修を通じてARR100億を達成するためにはどのような軌跡をたどる必要があるのか体験をしてもらい、緊急度×重要度の温度感の差分を適切に埋めていきたいと考えていました。
2つ目は、部門横断で経営の疑似体験をすることで、S&M/プロダクト/コーポレート横串で経営・事業への理解のもと業務が進んでいく状態を作ることです。無知の知からの脱却により、今後の成長から逆算したときに捉えるべきイシューを全社で共通認識化させ、経営の視座で物事を考え・実行できるチームにしていきたいと考えていました。
T2D3研修によって得た効果
リブ T2D3研修よって得た効果には、どのようなものがありましたか?
永田様 経営陣は「ARR100億達成」に向けた道筋を具体的に体感したことで、短期的な圧力や外部の声に左右されることなく、中長期的な戦略を見据えて逆算思考を活用する重要性を再認識できたと思います。特に採用や組織づくりといった中長期的に効果を発揮する施策の事前準備が欠かせないことを共有し、その後の経営会議で研修の学びを踏まえた意見が出たのも非常に良かったです。
さらに、部門横断で経営や事業を数字や戦略の観点から疑似体験する中で、経営判断がもたらす組織や財務への影響を体感し、目的を見失わず冷静な判断を下す重要性をメンバー層も理解してくれました。チームで議論しながら進めるプロセスも非常に刺激的で、「楽しかった」という声が多く集まったのが印象的でした。ただの経営学習ではなく、チームビルディングとしても非常に有意義な時間だったと思います。
T2D3研修はどんな企業様におすすめか?
リブ 実際に研修を受けていただいて、どのような企業にT2D3研修を勧めたいですか?
永田様 シリーズA前の企業は、特に成長フェーズ中盤(7~9期)を2倍成長させる経験が不足しがちで、この段階の課題を解決するために研修は大いに役立つと思います。またシリーズA前後の企業や数十億~100億規模の会社でもマネージャー層はこの規模特有の経験を持っていない場合が多いですし、大企業の新規事業部門もスタートアップのスピード感や競争環境への理解は不足していると思うので、これらの課題を感じている企業は会社規模に関係なく、T2D3でのシミュレーションは有効だと感じました。
T2D3研修参加者のコメント
- ゲームの体験を通じて経営における共通言語化のきっかけになったため、普段経営に関してインプットすることのみだったが今回の研修で実際にプランを構想して実行し結果を確認することができ、より経営層やVCの考えなどを学べました。
- 戦略における視点を整理することができ、会社全体でもメンバー毎の視点をそろえることができました。
- 部署間での交流が少ないメンバー同士が討論を通じて学びを深め、互いを知ることの重要性を実感しました。こうした交流の場が新たな発見と成長につながったと思います。