リブ・コンサルティングで活躍する女性が考える、これからの女性の働き方・キャリアプラン。
CROSS TALK

新たなステージを求めた就職活動・転職活動

―― 皆さんはどんな想いを持って、就職活動や転職活動をしていましたか?

Yuka.M 私は新卒でリブ・コンサルティングに入社しました。実家が農家で「農業の領域でチャレンジしたい」という強い想いもあったので、起業を人生の目標に据えて将来を考えていたんです。そこからキャリアプランを逆算して、まずは会社で働いて地力を付けようと思って就職活動をしていました

Sayaka.I 私も新卒でリブ・コンサルティングに入社しましたが、正直Mさんのように、明確に将来のキャリアプランを描いていませんでした。

最初、コンサルタントに興味を持ったのも、学生時代からよく耳にする職種だったことがきっかけです。

ただ、やりたいことがまだなかったからこそ、「これをやりたい!」という目標が見つかった時、そこにチャレンジできるビジネスマンになりたいという想いがありました。そのためには、一定期間しっかり頑張らなきゃいけないなという覚悟も持っていました

また、ビジネスマンとしての実力とは何か考えた時、学生ながらにたどりついた答えが「数字に強いこと」と「経営を理解していること」です。この両方を学べる領域として、コンサルタントひいてはコンサルティングファームが最適な選択肢だと思いました

Yuka.T 私はキャリア入社で、異業種から社会人としてのキャリアをスタートさせ、その後大手コンサルティングファームに転職しました。

まずはコンサルタントの実力を付けようと思い、大手コンサルティングファームに転職したものの、支援先はほとんどが大手企業でした。やりがいはあったのですが、日本企業の90%以上は中小企業なので大手企業をスコープ内だけで支援するだけではなく、クライアントのフェーズや課題に沿った提案ができる会社にいきたいと思うようになりました。なのでスタートアップのコンサルティングファームに転職し、自分のやりたい中小企業支援ができる道を模索しましたが、うまくいきませんでした。

その後、子供を出産し、次に働く会社を探していた時に出会ったのが、リブ・コンサルティングだったんです

理想の働き方とロールモデルを見つけてこの会社を選んだ

―― リブ・コンサルティングに入社しようと思った理由を教えてください。

Yuka.M 私は起業が目標なので、マーケティング、セールス、財務といった特定の部門に特化するよりも、経営の全体像を見ることができる会社に就職したいと考えました

実は就職活動中、事業会社で子会社を立ち上げるという「社内ベンチャー」という方法も知り、それができる会社も探していました。ですが、多様な事業に触れたり先輩からアドバイスをいただいたりしながら、ビジネスの知識・ノウハウを吸収できるコンサルティングファームにも魅力を感じていました。最終的に、私は後者の道を選びました。

リブ・コンサルティングの存在を知った時、まだ私の中で「大手コンサルティングファーム」と「ベンチャーのコンサルティングファーム」の違いが明確ではありませんでした。しかし、カジュアル面談で両社には業務内容の違い、キャリア形成の違いなど大きな違いがあると教えていただきました。

その中で、私は「関与できる領域の広さ」と「仕事のスピード感」でリブ・コンサルティングに共感を覚え、入社を決めました。ちなみに、採用面接でお話をうかがったのがTさんでした。

Yuka.T 覚えててくれて嬉しいです。私がリブ・コンサルティングに入社した理由は、今度こそ中小企業の支援ができると思ったからです

私は大手・ベンチャーそれぞれのコンサルティングファームでの業務に加え、前職ではマネージャー職も経験していました。コンサルタントとしての素養を身につけた自負も、育児で仕事をセーブせざるを得ない状況で生産性を発揮できる自信も十二分にあったのです。

そんな中、働く会社を探す過程でリブ・コンサルティングに出会いました。事業内容を知る過程で、この会社なら自分の能力を発揮することができる、念願の中小企業支援に携われると思い、入社を決めました。

Sayaka.I リブ・コンサルティングに入社を決めた理由は2つあります。1つ目は私が活躍できる可能性を感じたこと。2つ目は、ロールモデルとなる方を見つけることができたことです

1つ目に関してですが、私はリブ・コンサルティングと、会計に強みを持つ別のコンサルティングファームのどちらに入社するか迷っていました。決め手となったのは、就職活動で思い至った私自身の指針です。

「ビジネスマンとしての実力を身につけるために、しっかり頑張る」
「ビジネスマンに欠かせない数字・経営を学べる集団に入る」

この2つの観点で、ベンチャーのコンサルティングファームで自分を磨くことで、自分の思い描いたビジネスマン像に近づけると考えました。

2つ目に関してですが、私は自分自身が器用でないことを分かっていたので、仕事とプライベートを切り離せる自信がありませんでした。切り離せないからこそ、「生活のためと割り切って、退屈そうに働く」のは耐えられないと感じていたんです。

そんな中、採用面接で常務取締役の権田和士さんに出会いました。家庭をとても大切にしつつ、仕事のことも楽しく話す彼を見て、「この人のように働ければ、人生が豊かになるのではないか」と感じ、ここで働きたいと強く思うようになりました。

キャリアのための努力が選択肢を広げてくれた

―― 「女性のキャリア形成」というテーマについて、皆さんはどうお考えですか?

Yuka.M 私は経験を積むためにコンサル会社を選択したので、なるべく早く成長できるようにガンガン働きたいと考えています。とはいえ、心身の健康も大切にしたいので、週1回は大好きなスポーツであるサッカーで汗を流しています。

この時間が、私にとっては仕事を楽しく頑張り続けるためのエネルギーチャージになっているんです。サッカーに集まる、会社とは違う方々とコミュニケーションを取れるという点も大きな魅力です。

こうしたコミュニティでは、さまざまなライフステージの女性とも出会えます。彼女たちと話していて、定年までの65歳のうちに起業も結婚も出産もしたいと考えると、時間の使い方がとても大切だなと改めて感じさせられます。

人の3倍働いて1年で3年分の経験を積めれば2年の余白が生まれます。独身のこの時期に可能な限り経験を積んでいこうという意気込みで、今は働いています

Sayaka.I 私はマネージャーになってから、働き方に幅ができた気がします。いちコンサルタントとして働いていた時は、自分の目標の達成や成長に時間を費やしているイメージでした。入社時には特にキャリアプランがなかった私ですが、入社してから徐々にキャリアを考える機会が増え、「30歳になる前に、マネージャーになろう」という目標を立てました。

実際にマネージャーになり、プロジェクト管理や人材育成に注力するという新しい仕事が増えました。そこに取り組む過程で、「任せる」という選択肢が増えたことが、私には大きな転機になった気がします

リブ・コンサルティングのマネージャー職は、自分の役割定義を柔軟に決められます。マネージャーとして目標を追いかけたり、マネージャー本来の業務には真剣に取り組む。その一方で、支援業務はメンバーに頼れるようになりました。

女性は出世のタイミングと妊娠、出産、育児のタイミングが往々にして重なりやすいです。マネージャーになる前の私は、そうしたライフイベントとキャリア形成との板挟みが、大きな負担になると不安を覚えていました。ですが、むしろマネージャーに業務を通して「任せる」という選択が増えてからは、「子どもがほしい」と前向きに考えられるようになったんです

産休・育休後から復帰する場合も、マネージャーとコンサルタントという2つの選択肢から考えることができます。こうした選択肢を自分の中に持つことができたのは、今後のキャリアやライフステージにとてもいい作用をもたらす気がします。

Yuka.T 私の場合、プロフェッショナルになってから転職したことで、出産・育児と仕事のバランスを保ちながら、自分のやりたいことに挑戦できています。

子育てなどの影響で、私は今「70%の稼働と価値提供」しかできていません。それでも、プロフェッショナルなスキルや働き方が身に付いていること、それに見合う付加価値を提供することで、私は今の待遇を得られたと考えています。

若い女性の皆さんには、プロフェッショナルとしてのスキルを磨くことで、ライフステージの変化に合わせた働き方ができるとお伝えしたいです

加えて、リブ・コンサルティングでは仕事に100%のリソースを投じられない時、マネジャーやチームに気軽に相談できる環境が整っているのもありがたいです。育休時にも、メンバーとのコミュニケーションの接点が確保されていたので、復帰しても疎外感や不安感がありませんでした。

コンサルティング業務は、出張をはじめとした諸々の事情で、連絡ができない時間が多いんです。思うようにやり取りが取れなかったり、トラブルが突発的に発生しやすいという点は、子育てに似ているなと私は感じています。そういう事情もあってか、メンバーも柔軟性が高くて、こちらからリクエストを出すとスムーズにスケジュールの調整をしてくれます。

こうした環境がある以上、自分の状況を共有すること、プロジェクトの期待値にフィットできているかを確認することは、常に意識しています。リブ・コンサルティングは「任せる」「察してもらう」「抱え込む」のではなく、オープンマインドな人こそ活躍できる会社だと思います。