2021.09.28

住宅不動産ナンバーワン&オンリーワンフォーラム開催のご報告

2021年916() オンラインにて「住宅不動産ナンバーワン&オンリーワンフォーラム開催」を開催しましたので、ご報告いたします。これは、「コロナ禍・“ウッドショック”でも勝ち続ける企業の経営戦略が分かる一日」をテーマに当社の住宅・不動産インダストリーグループが企画したものです。住宅・不動産関連の企業を中心に411名以上の方にお申込み頂き、業界最大級のフォーラムなりました。

フォーラムでは、業界における特定分野のナンバーワン&オンリーワン企業の経営者の方からウッドショック対策や、コロナ収束後の取り組み、ナンバーワン&オンリーワンの取り組みについてお話し頂きました。

コロナ禍と“ウッドショック”という変化の激しい外部環境においても、更に業績を向上させている住宅不動産事業者が、全国で約4割以上もいます。(弊社主催イベントにおけるアンケート調査より n=269社)

「勝ち続ける」トップ企業は何をしているのか?トップ企業の取り組みと、自社との違いはあるのか?を参加して下さった企業の方々と一緒に考えました。そこで、今回は基調講演でのメルディディアグループの三栄建築設計によるウッドショック対策のオンリーワンの内容をご紹介いたします。

■ウッドショックの予測と対策

国産の杉材に関しては10月に12万円/㎥程度となりその後は高止まりで推移するものと見ています。
輸入材のRWEWについては年内は上昇傾向が続き、年明けの段階で高止まりするのではないかと見ています。
三栄建築設計の住宅は梁材においても国産の唐松を使用しているため、RWEWの高騰の影響は回避できています。

■国産材活用推進
2019年10月に東日本を襲った台風19号での記録的な大雨は多摩川の水位を上げ、周辺に深刻な浸水被害をもたらしました。下流の増水の原因の一つは上流の山の保水力の低下です。杉は地表に浅く広く根を張るため、長い間放置すると山の保水力の低下につながってしまいます。伐採と植樹を行うことによって山の保水力の回復を図ることができます。そのためには国産材の活用を推進することが不可欠です。メルディアグループは国内の森林問題解決を通じたSDGs 推進を図るべく、国産材使用割合 100%実現を目指す取り組みを20209月より開始しました。そのテストケースとして東京都府中市の分譲住宅にて、国産材使用割合 97.4%を実現し、2021年2月に完成しました。また、日本木造分譲住宅協会を20209月頃にスタートさせ、産材の需要を拡大し、国内の森林問題解決に向かう取り組みを加速させています。具体的には、国産木材の商流を変化させ安定価格と安定供給を目指し、トレーサビリティの確立を確立することにより、川上(山元)生産者側と直接繋がる事によって、お互いの顔が見える取引が実現させています。これにより企業価値が向上し他社との差別化つながっています。

新時代への生き残りをかけ、自社に明日から活かして頂けますと幸いです。

【株式会社リブ・コンサルティング 会社概要】

代表取締役 : 関 厳
設立 2012年7
所在地 : 【東京本社】東京都千代田区大手町1丁目5-1大手町ファーストスクエア ウエストタワー19
【支社】タイ支社(バンコク)
事業内容 :総合経営コンサルティング業務、企業経営に関する教育プログラムの企画・運営
URL :https://www.libcon.co.jp/

(本件お問い合わせ先)
当社 広報窓口 担当:戸川、村上
TEL:03-5220-2688  FAX:03-5220-2689
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