2019.07.01

成功をつかむ魅力的な業務を目指す、タイムマシン戦略とは?

Thanasiri Group Public Company Limited

Thanasiri Group Public Company Limited(以下Thanasiri Group)は、タイのノンタブリにある、戸建てや1棟2軒型タウンハウスの開発に特化した、上場企業です。

お話を伺った方

|Thanasiri Group Public Company Limited

Managing Director of Thanasiri Group PLC.
Mr. Sutthirak Sateanraphapayut

 

Thanasiri Groupの幹部へのインタビュー

戦略計画の実行や、ワークプロセスの変更を当社にご依頼される前のThanasiri Groupは、どのような状況でしたか?

元々、進めていたプロジェクトは、会社全体の戦略に間違いなく沿っていると思っていましたし、ワークプロセスが以前のものと似ていたため、問題は全くないだろうと思っていました。ところが、飛び込み客や契約者の数はとても少なく、実は、最初の年は1カ月当たり1組だけしか売ることができませんでした。また、その頃に地下鉄が完成し、強豪相手も増えてきました。

コンサルティング会社にご依頼された理由について、お聞かせください。

実は、今までコンサルティング会社に依頼したことがありませんでした。そのため、以前は社内で問題解決に取り組んできましたが、先述のこともあり、今回依頼を決めました。

当社を選んだ理由についてお聞かせください。

リブ・コンサルティングは、不動産および住宅産業に強みを持つ日系企業で、日本では非常に多くの不動産開発業者を顧客に持っていると聞きました。日本の住宅産業および不動産業は、すでに成熟しきっており衰退し始めていますが、リブ・コンサルティングは数多くの専門知識があり、環境ごとに戦略を変えることで、さまざまな案件で成功を収めています。競争相手の増加や過剰供給のようなことが、近い将来タイ市場で発生すると思ったため、この依頼はわれわれにとって実り多きものになると思いました。

 

 

プロジェクトは非常に成功しましたね。ですが、ご依頼当初、当社はタイでのコンサルティング経験があまり多くはありませんでした。そのため、当社の専門知識がタイに通用しないのではと心配することはありませんでしたか?

リブ・コンサルティングは、タイ企業の成長の可能性や未着手の専門知識も持っていたので、全く心配はありませんでした。タイ人と日本人の習慣や決断方法は異なっていますが、フレームワーク思考やワークプロセスを応用できると思いました。実際、リブ・コンサルティングは、実用的な論理やデータに基づいた考え方をしっかりと持っていますし、専門知識をわれわれの会社に応用してくれました。
タイの大企業でさえも知らない専門知識をリブ・コンサルティングは持っていると思います。われわれの会社、そして従業員達の能力を十分に引き出すことができ、絶大な自信を与えてくれました。

当社のチームと業務を行った後、プロジェクトのコンサルティングの方法についてどのように思いましたか?

今までコンサルティング会社に依頼したことはありませんでしたが、リサーチや戦略のプランニングについて、リブ・コンサルティングは他社と違うと耳にしていました。例えば、多くのコンサルティング会社は、コンサルタントのみで行いますが、リブ・コンサルティングは、われわれも一緒に参加しながら策定することができたのです。業務レベル、従業員育成、および組織文化の側面についての詳細を予め把握できることで、戦略を実行する手助けになりました。これによって、従業員がより前向きになり、お互いに教え合い、新しい戦略を実行するためにお互いが協力して働くようになりました。戦略の立案から、実行、組織的な変化まで、リブ・コンサルティングがトータルでわれわれをサポートしてくれました。他のコンサルティング会社も素晴らしい専門知識を持っているかもしれませんが、業務プロセスや組織文化の違いまで細分化してコンサルティングできるリブ・コンサルティングは、非常に優れた企業といえるでしょう。

先ほどの質問で、組織的な変化について簡潔に述べていらっしゃいましたが、従業員や組織がどのように変化したと思いますか?

全部署の社員から幹部まで、組織全体が変わりました。新しい戦略や業務プロセスによって、従業員が以前よりもコミュニケーションを取るようになりました。その結果、全員が同じ方向に向かって自信を持って仕事ができるようになりました。これもリブ・コンサルティングの完璧な戦略計画、業務改善、専門知識による改善のおかげです。

さいごに

当社とともに行ったプロジェクトのいちばんの成果はなんですか?

売上や利益が増えたこと以上に、将来使い続けることができる、分かりやすく組織的な業務プロセスを得たことです。定量分析によって、マーケティング戦略を構築しましたが、インタビュー調査のようにさまざまな角度から検証しながら定量データを用いることは、タイの不動産業や住宅産業では前例がありませんでしたので、非常に効果がありました。

 

(担当コンサルタント 写真左 チョンバンヤチャロン サラ / 写真右 ランジャコーンシリパン ダーリン)

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