生成AIガバナンス体系

株式会社リブ・コンサルティングは、クライアントへの提供価値向上と業務効率化を目的に、セキュリティやコンプライアンス上のリスクを適切に管理するための「生成AIガバナンス体系」を構築し、運用しております。

1.背景と目的

生成AIは幅広い業務で活用できる一方、情報の外部送信や出力の正確性、知的財産権などのリスクも存在します。当社は利用を一律に制限するのではなく、リスクを正しく把握・管理することで健全な活用を実現することを基本姿勢としています。これにより、顧客情報の保護とコンサルティングにおけるイノベーションの両立を目指します。

2.ガバナンス体系の構成

本ガバナンス体系は、従来の情報セキュリティ管理体制を基盤とし、その上に生成AI特有のリスクへの対応を構築したものです。本体系は、情報システム部門、リスクコンプライアンス委員会、および新設の「AI CoE(Center of Excellence)」が連携して運用します。具体的な構成は以下の4点です。

  • 生成AI倫理憲章
    社会的使命と公的責任を果たすための倫理的基盤
  • 生成AI利用基本方針
    安全確保、法令遵守、利便性とリスクのバランスを定めた最上位文書
  • 生成AI利用ガイドライン
    社内文書の機密性に応じた入力基準や、利用可能なツール(ホワイトリスト)を具体化
  • 生成AIインシデント対応基本方針
    万が一の不具合や情報漏えい発生時に、被害を最小化し迅速に対応するためのプロセス

3.特徴:プロフェッショナル・アライメント

当社では、AIを単なる効率化の道具ではなく、共に価値を創造する「パートナー」と位置づけています。

  • 人間とAIの役割分担
    AIの計算能力を「手」として活用しつつ、論点設計や仮説構築の決定権は人間が握ります。
  • 「魂」を乗せた価値提供
    コンサルタントの意志や情熱を乗せることで、AIの「平均的な正解」を超えた、代替不可能な独自の付加価値(特異点)を追求します。