経営者のためのM&A成長戦略セミナー

プログラム内容

M&A市場は過去最高の活況を見せています。

中小企業における事業拡大や後継者問題の解決策として、M&A件数が拡大し、ベンチャー企業の成長に向け、国も規制緩和や税制改正への舵を切り、M&A戦略の促進を行っています。

自社の経営戦略やニーズに合った企業や事業を買収することで、スピーディーに事業の多角化・弱体部門の強化などを行うことができ、また同業種での買収ではスケールメリットが生まれ、マーケットシェアの拡大を図ることができます。

今後ますます重要性を増していくM&A戦略。

その中で、RIZAPグループが市場での注目を集めています。

RIZAPグループは、積極的なM&Aによってグループを急拡大させており、2018年3月期の売上高は1,362億円で、直近5年間で7.6倍、営業利益は135億円で16.4倍に、そして株価は40.8倍に成長しています。

今回、ゲスト講師としてお招きした鎌谷様は、ソフトバンクで孫社長のもと数多くの中長期戦略を策定してこられ、現在はRIZAPにおいてグループ管理本部長として、成長戦略を描く要としてご活躍されています。

戦略＆実務の両面を知る鎌谷様に、初めて公の場でRIZAPグループのM&A戦略の舞台裏を語って頂きます。

第一部：グループ業績の急成長を実現するRIZAP流M&A戦略

RIZAPグループ株式会社 グループ管理本部　本部長 鎌谷賢之氏

M&Aによる成長戦略で注目を集め、株価も上昇し続けているRIZAP。

そのM&A戦略の中核を担ってきた鎌谷氏に、その成功要因についてお話しいただきます。

M&A戦略のメリット・デメリットや具体的な実施方法、買収企業の収益改善およびグループ77社の事業をマネジメントするポイントは、M&Aによる成長戦略を目指す企業にとって、一聞の価値ありです。

第2部：失敗しないM&Aのためのビジネスデューデリジェンス

株式会社リブ・コンサルティング　コンサルタント　木下和紀

成功率は4割弱と言われているM&A。

その成否を分ける重要なプロセスとして「ビジネスデューデリジェンス」があります。

RIZAPやファンドなどの数多くのM&Aを担当してきたコンサルタントが、実行可能性の高いバリューアップおよびシナジー創出など、M&Aを成功に導くためのビジネスデューデリジェンスのポイントをお伝えします。

【第3部：パネルディスカッション】

パネラー：RIZAPグループ鎌谷氏、リブ・コンサルティング木下
モデレーター：株式会社リブ・コンサルティング　代表取締役　関厳

リブ・コンサルティング代表の関がモデレーターを務め、成長戦略としてのM&Aをテーマとして、パネリストとのディスカッションをお届けします。

RIZAPのM&A戦略の本質は何なのか？

ビジネスデューデリジェンスで苦労するポイントは？

など、ディスカッション内容を通じて、今後のM&A戦略策定の一助としていただければと思います。

※1社につき2名様までご予約可能です。

※本セミナーは、【企業経営者・役員層】を対象とした法人向けセミナーです。
個人・学生・同業企業・一般社員等の方はご参加をご遠慮ください。

講師紹介

RIZAPグループ株式会社
グループ管理本部　本部長　鎌谷　賢之

東京大学法学部卒。1997年三洋電機入社。同社最年少の課長にスピード昇進。2006年経営戦略担当部長。2009年4月ソフトバンクに入社。2か月後にソフトバンク社長室の中心メンバーに抜擢され、「新30年ビジョン」や「アジアスーパーグリッド構想」の他、数多くの中長期戦略を策定。2014年東進ハイスクールを運営する「ナガセ」常務執行役員として新規事業を起ち上げる。2017年1月RIZAPグループ入社。グループ管理本部 本部長を務める。

株式会社リブ・コンサルティング
コンサルタント　木下　和紀

早稲田大学政治経済学部卒。大学在学中に公認会計士資格を取得し、2006年に現新日本有限責任監査法人に入社。2011年に独立し、フリーのコンサルタントとして活動。2017年にリブ・コンサルティングに入社。戦略グループに所属し、M&Aに関わるビジネスデューデリジェンスやPMI、成長戦略策定等のプロジェクトを数多く務める。