2022.05.25

パラダイムシフトとは

パラダイムシフトとは、今まで当たり前とされていたモノの捉え方や価値観が大きく革新することです。特に21世紀はデジタル化が急速に進み、スマートフォンの誕生や働き方改革、モノの所有する価値観などの多くのパラダイムシフトが生まれました。

数々のパラダイムシフトが起こった背景には、インターネットの普及や新型コロナウイルスの感染拡大、デジタル技術の革新が大きな要因だといえます。

そして、企業がこれからのパラダイムシフトに対応していくためには、柔軟な組織経営をおこない、リスクを恐れすぎず、時代の変化に敏感であることが求められます。

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パラダイムシフトとは

パラダイムの語源はギリシャ語のparadeigmaとされ、範例を意味します。そして、パラダイムシフトとはその時代に当たり前と考えられていた範例が180度変わることを指します。つまり、ルールが大きく変わるということです。

パラダイムシフトは人々の日常やビジネスに大きな影響を及ぼします。共通のルールが変わってくると提供すべきサービスや商品も大きく変わってきます。ビジネスにおいて絶対安泰はないため、変化に敏感になり組織として臨機応変に対応していくことが必要です。

パラダイムシフトが加速している背景

パラダイムシフトが加速している背景には、以下の3つの要因があります。

  • インターネットの普及
  • 新型コロナウイルスの感染拡大
  • デジタル技術の革新

インターネットの普及

インターネットの普及によりパラダイムシフトは急速に進みました。21世紀初頭からインターネットが普及し、主な情報の収集方法がテレビや新聞などのマスメディアからインターネットに変わりつつあります。

インターネットの強みは、いつでもどこからでも情報を得られることです。GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンを利用すれば、自分の知りたいことを調べられるようになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大

新型コロナウイルスの感染拡大により多くの人の価値観が変わりました。新型コロナウイルスの影響により人との交流が制限され、世界的にデジタル化やオンライン化が進みました。

もっとも新型コロナウイルスの影響を受けた文化の1つは外食文化です。新型コロナウイルスが感染拡大する以前は、飲食店に来店してお店の中で食事をする機会が多くありました。

しかし、新型コロナウイルスが蔓延してからはUber EatsやWoltなどのフードデリバリーのサービスが浸透して、街中にはフードデリバリーをしている方の人口がかなり増えました。そして、お店の中でしか商品を出すことができないお店は淘汰されていきました。

デジタル技術の革新

デジタル技術が向上したため、デジタル化された商品やサービスが次々に誕生していきました。

たとえば、いつでもどこからでもインターネットに接続できるスマートフォンや家電や自動車をインターネットに繋ぐIoT技術、機械学習をおこなうAI(人工知能)などの革新的なデジタル技術が急速に発展しました。

近年におけるパラダイムシフトの例

近年におけるパラダイムシフトの例を3つ挙げます。

  • スマートフォン
  • 働き方
  • モノを所有する価値観

スマートフォン

iPhoneをはじめとしたスマートフォンが普及したことにより、私たちの生活やコミュニケーションスタイルは劇的に変化しました。

スマートフォンを使うことでインターネットを簡単に利用できるようになり、テレビや新聞などのマスメディア以外からも情報を得られます。そして、コミニュケーションも通話ではなく、メールやSNSなどのテキストでやり取りをするツールが主体となりました。

働き方

2010年代後半より働き方の多様化が進んでいます。2010年代後半に政府が働き方改革の実現を目標にして、従来の一般的な労働モデルであるフルタイム雇用で出社して働くこと以外の働き方が多様化しています。

たとえば、テレワークを導入したり、副業を認める企業も増えてきました。そして、インターネットが普及したことで、アウトソーシングやフリーランスなどに仕事を依頼しやすくなり、長時間労働の改善につながっています。

モノを所有する価値観

パラダイムシフトによってモノに対する価値観も変わってきています。モノを所有するという価値観からモノを共有する、必要な時に利用するといった価値観に変わってきています。

たとえば、タイムズのカーシェアリングサービスやNetflixの動画のサブスクリプションサービスなどのモノを共有する、必要な時に利用するといったサービスが数多く誕生しました。

シェアリングサービスやサブスクリプションサービスの誕生はモノは共有して、必要な時に利用するという価値観を世の中にさらに浸透させていきました。

企業がパラダイムシフトに対応していくためには

企業がパラダイムシフトに対応していくためには、以下の3つを意識することが重要です。

  • 柔軟な組織経営をおこなう
  • リスクを恐れすぎない
  • 時代の変化に敏感である

柔軟な組織経営をおこなう

時代の流れに機敏に対応していくためには柔軟な組織経営をおこなっていく必要があります。パラダイムシフトがいつどのように起こるのかはだれにも分かりません。

しかし、未来はどうなっていくのか予測はすることができます。問題や変化、危機が起こった時のために迅速にかつ柔軟に対応できるように、未来を予測して、社会の変化の兆しを敏感に察知していくことが重要です。

そして、時には製品開発のスピードを上げるために、社内技術に留まらず外部技術を取り込んだり、他社と協力をしたりしてオープンイノベーションを成功させることが必要です。

リスクを恐れすぎない

パラダイムシフトが進行しているなかで、リスクを恐れすぎてはいけません。日本の多くの企業はリスク対策に重点を置いて企業経営をおこなってきたため、新規ビジネスはあまり活発ではありません。

理由としては1991年から2年間のバブル崩壊という悪夢を経験しているからです。比較的資金力のある企業でさえ新規ビジネスを起こしてきませんでした。

しかし、今後もパラダイムシフトが加速し、常識がひっくり返っていく世の中で生き残るためには、新しいことへの挑戦は必要不可欠になってきます。企業はパラダイムシフトに乗り、リスクを恐れないことが世を渡る方法です。

時代の変化に敏感である

変化が激しい現代では、時代に対応していくことが重要です。変化に気づくためには常に情報をキャッチするアンテナを立てておかなければなりません。そのためには業界や市場の流れや顧客の動き、海外の情勢などさまざまな情報を集める必要があります。

まとめ

パラダイムシフトとはパラダイムをシフトすることを指し、その時代のモデルとなるような思想や価値観が移り変わるという意味です。

21世紀はIT化が急激に進み、インターネットの普及と新型コロナウイルス感染拡大のため、さまざまなパラダイムシフトが起きました。

たとえば、スマートフォンが誕生したり、働き方が変わってきたり、デジタル技術に革新が起きたりしました。そして企業がこれからのパラダイムシフトに対応していくためには、時代の変化に敏感になり、リスクを恐れすぎずに、柔軟に組織を回していくことが必要です。

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